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W201 16V MT化 (リアアクスル編)

Virage Old and Neo Classic Car

「W201は2.0に始まり2.0に終わる」

なんて誰が言ったか知りませんし、誰も言っていないかも知れませんが、近頃の私のアシ車の2.0に乗っていると何となくそういう風に思ったりもします。

全てが軽く、軽快に感じます。

しかし、冒頭のようなセリフは2.3も16Vも、2.6の6気筒にも十分な期間乗った経験がある方のみ許されるモノでしょう。

チョイ乗り程度じゃ分からない、深い深い世界がそこにはあるのです。

W201 16V MT化 

というビギニングからいきなり16Vのレポートです。もちろん、2.0が望んでも決して得られない運動性能を誇ります。

御覧のように、ディファレンシャルはサブフレームにリジッド・マウントされます。

4本のボルトとメガネワッシャーは再利用不可指定部品です。ボルトのフランジ裏がギザギザになっていて、それがワッシャーに食いつくというカラクリです。

50Nmでの締め付け。

W201 16V MT化 

フロントのヘックスボルトとナットも再利用不可指定。45Nm。

W201 16V MT化 

ドライブシャフト締結用ボルトは、御覧のようにトルクス頭のモノに変更されています。

以前のヘックスやトリプル・スクエアーのボルトではナメてしまうスットコドッコイが多かったためでしょうか。

これも再利用不可指定です。

これの締め付けトルクは70Nmです。これ結構な数値です。

ケチってこれを何度か再利用していると、緩める時に捻じ切れてしまうことがありますので、どうか再利用しないでくださいませ。

これを捻じ切ってしまうと、それを取り除くのは本当に大変な作業なのです。

W201 16V MT化 

同じ作業をしているお車がありますので、大小100本くらいのボルトが届きました。

念のため申し上げておきますが、私は特にボルト・フェチでもありませんし、偏執狂でもありません。

また、見た目だけでこのような作業をしているわけでもありません。

経験上ボルト一本が意味するところが分かっているからこんなことをするのです。

ボルト一本のために作業が止まってしまう状況であれども、それを待ちます。

幸い当ショップのお客様は皆様この辺のことをご理解いただいています。

非常に有り難い環境でお仕事をさせていただいています。

投稿日:2013/12/13