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フェラーリ328 フューエル・デスビO/H

Virage Old and Neo Classic Car

フェラーリ328 フューエル・デスビO/H

最近フェラーリのフューエル・デスビO/Hのご依頼がとても多いです。

中でも328用は鋳鉄製、アルミ製何個やったか覚えていないくらいです。

画像のようにプランジャーがスタックしてしまったものが多いです。

何度も書きますが、無理に抜かないでください。

 

フェラーリから供給が止まったらしく、困っていらっしゃる方が多いです。

仮にあったとしてもトンデモナイ価格だそうです。

フェラーリ328 フューエル・デスビO/H

一枚目の画像で、回り止めのワッシャータグが傷んでいたので、

もしかしてと思い、開けてみるとスプリング・リテイナーが8個中二個だけ天地逆にはめられています。

過去に素人が開けて間違えて組んでいます。

 

 

フェラーリ328 フューエル・デスビO/H

シリンダーを抜いたところです。

この細かい錆だのデポジットだのが悪さをします。

タンクが錆びていることが窺い知れます。

フェラーリ328 フューエル・デスビO/H

きれいにして見るとこのザマです。

シリンダーを戻す時につけた傷です。

ここは非常に重要な、ユニットの核です。

 

何度も書きますが、好奇心や、手先に自信がある程度の方が開けるべきものではありません。

というか、開けたところで、何をするおつもりなのでしょうか?

 

かつてはBOSCHが内部のO/Hキットを販売していたようですが、今それをしていない理由がよく分かります。誰が、どんなスキルを持った人物がそれをするか分からない上に、システム全体を理解していないとまた同じような症状が起こるためでしょう。

 

システム全体を理解するにはそれなりに腰を据えてお勉強する必要があります。

机の上で理解できたところで実作業は数をこなさなければ中々ものになりません。

また、データや機器も必要です。

「直ればラッキー」程度のギャンブルをするなら、他の部位でされることをお勧めします。

投稿日:2014/08/20