当ショップが日本の代理店を務めるEZ Electric Power Steering社製ランボルギーニ・カウンタック用電動パワーステアリング・キットのご紹介です。
まずは、英国Octane誌に掲載された記事をご覧ください。
http://www.ezpowersteering.nl/photos/194C0F51D9A163D128FA6E114AB259B8FF5DD012FADDB205D8797D8B57B41931.pdf
RHDのカウンタックのオーナーである筆者は、パワステ装着前にカウンタック・フォーラムで色々と言われたようです。
「カウンタックにパワステは必要ない」「アライメントをきっちりとれば重くない」「走り出せば十分軽い」のようなことです。
何か新しいことを試みようとすると、必ずそれを良く理解していない上に体験していない外野からチャチャが入るものです。
が、パワステが一番必要とされるのは駐車時のような極低速時です。
キットはもちろん速度反応型ですから、スピードが上がればアシスト量が減ります。
なにより、若い時のように体力が余っているならばまだしも、パーキングから出すだけでヘロヘロになるようだと乗る機会も減ってしまうことでしょう。
筆者はキットを装着することにより、それ以前よりもカウンタックに乗る機会が増えたとのことです。
また、カウンタックの能力をより深く掘り下げることができたと書かれています。
要するに、ステアリングが重い(特に低速コーナリング時)ことによる「手アンダーステア」が解消されるということが大きな要因ではないでしょうか?
90年代当時のDTMやBTCC、今やF1でさえもパワーステアリングは当たり前の装備です。
さてこのキットですが、もちろんLHDのご用意もあります。
カウンタック用はヨーロッパで既に多くの実績があり好評です。
よくある国産旧車用に作られた、軽四用のコラムをブッタ切って溶接で合わせたようなシャフトではなく、
車種ごとにシャフトから削り出し、アシスト量も車種に合わせた設定になっています。
ドイツのTUVの認証も得られています。
Goodwoodやぺブルビーチ等での出店や、多くのヨーロッパのクラシックカー雑誌でのPRが功を奏したか、ヨーロッパでは有名なメーカーです。
カウンタックのキットは車体側に加工が全く必要ありません。
いつでもオリジナルに戻すことが可能です。
キットの価格は¥516,590(税込)です。
取り付け工賃は¥100,000(税込)です。
同じ価格で以下のモデルのキットもございます。
・400GT
・Miura
・Espada
・Diablo
2015年当社はEZ Electric Power Steeringのセクションを立ち上げる予定です。
びっくりするくらいの豊富なラインアップが揃ったEZ EPにご期待くださいませ。
次はFerrariのラインアップをご紹介します。