Virage_Home

ランボルギーニ カウンタック 配線総引き直し

Virage Old and Neo Classic Car

カウンタック 電装 配線 motec 修理

ダッシュを外したカウンタックの室内です。

電線を全て引き直します。

喜んでする方はあまりいないと思います。

 

カウンタック 電装 配線 motec 修理

メルセデスとポルシェ以外の当時のヨーロッパの自動車に使われたコネクターなんて、こんなモンです。

数回の脱着により緩んでしまい、振動により小さなスパークを繰り返し、端子が焼けてしまうような代物です。

また、何の防水、防錆効果もないため緑錆が発生し、接触不良が起こります。

こんなものは今や、量販店でDIY用にその辺に売っているレベルです。また、その素人のDIYにより車両火災が起こっていることも認識するべきでしょう。

カウンタック 電装 配線 motec 修理

どうやら新車時からこのような感じです。

この加締めは100点満点中2点です。その2点も「名前が丁寧に書けました」程度のお情けでの2点です。

まあ、40年前のイタリアの電気に対する認識なんてこの程度です。

カウンタック 電装 配線 motec 修理

ところどころ行き場をなくした配線があります。

実はこの固体には全く機能していないセキュリティー・システムが2セット車両に残されたままでした。

カウンタック 電装 配線 motec 修理

分岐タップに、いい加減なバイパス手術、最早お約束です。

私たちがやっていることは、先人達、修理の名人だとか、スペシャルショップだとかに過去にレイプされた自動車達のケアがメインになってきました。

エンジンやトランスミッション等の機関や、足回りのO/H、外装、内装を仕上げて「極上」と称される自動車達の、

目に見えないが非常に重要で全てに関わりながらもホッタラカシにされてきた「電気」の部分のケアです。

そもそもの出来が良くない上に、経年劣化に加え、後付の配線やいい加減な処理をされた配線がうまく電気を流せるわけがありません。

例えば、「10」流れていないといけないところに「5」だとか「3」しか流れていないような状況が発生します。

 

なぜかこの業界は「電気が苦手」な方が多く、「得意」だと思っている方でも「悪いジョーク」のようなセンスの無い仕事を平気でやってしまいます。

診てるほうがその程度の認識しかないのに、オーナーの方々は電気が変わればどうなるのかが想像さえできない方が殆どでしょう。

 

カウンタック 電装 配線 motec 修理

いつボイコットしてもおかしくないようなリレーやフューズ・ボックスにはオサラバしましょう。

MoTeC PDM。

ああ、ありがたや。

投稿日:2015/08/21