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1996 BENTLEY Brooklands ハイドロポンプ O/H

Virage Old and Neo Classic Car

ご購入いただいたBROOKLANDSのお漏らしをサッサと直してしまおうと、

「ただの修理だ」と張り切って挑んだものの、久々に「ただの修理」で大変な思いをしました。

ロールスロイス ベントレー ハイドロポンプ ブレーキポンプ 修理 O/H

懇意にしていただいている元ディーラーの方に問い合わせると、「結構大変ですよ。」とのこと。

どういう「知恵の輪」なのかと考えていると、結局エンジンをサブフレームごとトランスミッションと一緒に降ろしてしまったほうが早いというか、それ前提の造りだわなということが分かりました。降ろしていないけど。

更に、Turbo付きになるとこの上にインタークーラーがくるとのこと「それよりマシです」との言葉に釈然としない勇気をいただきました。

SUカーブレターから始まり、K-Jetまでは然程問題ではなかったものの、そのまんまの構造で電子制御化して、ご丁寧にクロスラム化したものだから、整備性のことなんて何も考えられていません。ところで英国製のエンジンは昔から先駆けてインテークの構造に拘りが強いように思われますが、ご存知の方がいらっしゃればご教授くださいませ。

その拘りのお陰でこの煩わしさです。

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やっとの思いで外したポンプ。

見ての通り、どこかのチャレンジャーがポンチか何かでド突いて外そうとした形跡。

このポンプが一体どのくらいの圧を発生していると思っているのでしょうか。

ド突いて外れるはずがありません。

結局諦めて大きなOリング2個だけ交換してお茶を濁したことが見え見えです。

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こういう専用工具があります。

「専用工具 無いならするな ハイドロポンプ」娘の標語の宿題に使えそうです。

こうやって、自動車は程度の低いメカニックにレイプされていきます。

下の画像のフレアナットも同じくです。

どっかのアフォがナットを舐めたせいで、パイプごと交換です。

機械だとか整備だとかに馴染みが無い方のために記しておきますが、こういうことの発生原因はスキル不足だとか、知能が低いだとかが理由ではありません。

信じ難いかもしれませんが、ただただ性格の問題です。

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同じ車両で2度と同じ作業をしたくないので、最新の技術と最新の素材を駆使して徹底的に仕上げます。

このコンパクトなボディでシンプルな構成、それでいてあんなハイプレッシャーを生み出すという素晴らしい設計です。

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が、

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設計は素晴らしくとも、製造する者の意識が低ければこんなバリが出た部品をそのまま組み込んでしまいます。

Made in Japanでは考えられないことです。

 

 

投稿日:2018/10/18