Discoのエンジンマネージメントの刷新です。
水温が上がってくると急にストンとエンジンが落ちるとのこと。しかも交差点で停車中に限って。
あの純正のマネージメントを修理したところで、また遠くない未来、別の箇所で同じようなことが起こります。
Disco は基本的にクラシックレンジと同じようなものなので、たまに都市部などで元気に(元気かどうか知りませんが)走るクラシックレンジを見ると、
オーナー様の苦労が偲ばれます。
何度も何度も同じような修理を繰り返し、今や意地で乗っている方も多いと聞きます。
なんで何十年もの間、LUCASに付き合い、翻弄され続けているのでしょうか?
過去のブログにクラシック・レンジのアップデートをご紹介したところ、
まあまあの数のお問い合わせをいただきました。
が、今の時代にクラシック・レンジに乗りたいという割にはご予算が乏しすぎる方が大半を占めました。
どこぞの専門店で「純正のままでもそんなに故障しない」なんてことを聞いて、
購入後通算ウン百万円をただの修理に費やしたものの、未だに信頼性を得ることが叶わないなんて話も多く聞きました。
それだけお金を遣っても、たかが信頼性を得ることに至らなかったわけです。
いいかげん何か違うと思われるべきではないでしょうか?
時代は変化しています。
1990年当時には叶わなかったことが、今や当たり前の時代だということを認識するべきではないでしょうか?
Windows 10の時代に誰が98を一生懸命直しますか?
KやKE、メカポン、キャブレターという純正の「機械のロマン」に拘るならまだしも、
ECUですよ、ECU。
「82年のMagneti MarelliのECUサイコー!!」なんて聞いたことありません。
今やフルコンも廉価なものがあふれ、一般の方にも馴染んできたようです。
が、当ショップはMoTeCです。
何故か?
それは、それがMoTeCだからです。
Good bye LUCAS !!