キットのフューエル・デリヴァリーの仮装着です。
ご覧の通り、この類のキットに含まれた部品は目立ち過ぎでエンジンルームの整合性がとれません。
機能、性能的には問題ありませんが時期をみて造り直しになるでしょう。
スロットルとサージタンクを仮装着してアイドルエアーについて考察します。
しかし、重いですねコレ。樹脂かCFRPで造れば大幅な重量軽減になりますが、コストも無視できません。
純正のKEジェトロのアイドル・エアー通路は特殊なのでそのまま使えません。
純正のアイドルエアーバルブは大柄な上に値段も高価いので、変更しようかと考えています。
フルコン化の場合、アイドル系統は最も重要だと思います。
もちろん、この辺りの技術の進化も著しく、コンパクト化、高性能化していることは言うまでもありません。ここは一発、スロットル・ボディーに一体化したアレを視野にいれて、よりシンプルにスマートに纏めたいところです。そうすれば、コンポーネントは全て純正のエアクリーナーボックス下に収まるため、不細工な配管や配線を隠すことが出来ます。
と、まあこんな感じで当社にとって「キット」と呼ばれているものはそのまま取り付けて「ハイ、完成」なんてモノではありません。
あくまで「ベース」であり、一から造る場合の必要なリサーチにいくらか貢献する程度だと思っています。