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投稿日:2019-09-26 (木)

Ferrari Testarossa KE-Jetronic 02


KやKE搭載車の場合フューエル・ディストリビューターのみが犯人にされることが圧倒的に多いのですが、今回の場合はどちらかと言えばこのエアマスユニットに生じた事柄のほうが主犯であります。





Ferrari Testarossa テスタロッサ KEジェトロニック修理 KE-Jetronic repair




上下画像共に右側がO/H前のもの。





Ferrari Testarossa テスタロッサ KEジェトロニック修理 KE-Jetronic repair




O/Hするためには下の画像のように「全バラ」する必要があります。





Ferrari Testarossa テスタロッサ KEジェトロニック修理 KE-Jetronic repair




Ferrari Testarossa テスタロッサ KEジェトロニック修理 KE-Jetronic repair




Ferrari Testarossa テスタロッサ KEジェトロニック修理 KE-Jetronic repair




ただバラしてキレイにブラストして元に戻して終わりでいいのですが、まずきっちり元に戻すことができない方が殆どでしょう。





調子に乗ってこれをバラして元に戻したと信じて車両に搭載したら、調子が悪くなり、回り回って当ショップに戻ってくるのが目に見えるようなので、バラさないでください。誰の得にもなりません。









たったこれだけの構造の機械でも、基準値から0.2mmずれるだけでびっくりするくらい調子が悪くなります。





更に書くと、今回問題になったのはそもそも基準値など設定されていない部分です。





この記事を読んで「こいつが出来るくらいなら俺でもできるだろう」と調子をぶっこいてトライするのはご自由ですが、何の罪もないお客様のユニットでトライするのはどうかお控えください。


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