、クラシックカー整備アップデートの紹介

3D Scanner and Printer

当社では主にカスタムベースでオリジナルの部品をスキャンします。「カスタムベース」とは、オリジナルの部品を基準として違う機能を持たせたり、一部の意匠を変えたりする場合のことです。もちろん、オリジナルの部品の複製を作ったり、意匠はそのままで材質を置換する場合にも3Dデータがあればそれが可能です。

データを元に、3Dプリント、削り出し、鋳造等、様々な方案と材質により造り出すことが可能です。ご依頼、ご質問などはメールにて承ります。

以下にいくつかの例を紹介します。

W201のファンシュラウド

クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する

(上写真参照)これにPWM制御化された電動ファンをセットするために、W203だか204だかのファンシュラウドとのハイブリッドを3D CADでデザインします。

ウォーターポンプのハウジング

クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して製造する

ダイムラー・ダブルシックスのウォーターポンプのハウジングです。まずはのオリジナル部品をスキャン(上写真参照)、不要な部分をカットしてフラットにします。フラットになった部分に電動ウォーターポンプをセットするための下地処理です。オリジナルの意匠をそのままに新しいものを違和感なくセットすることができます。

ワンオフ製作 - 鋳物

いまや鋳物でさえワンオフ製作が選択肢に含まれる時代です。当社が扱うような車種は違和感が無いように仕上げるためには鋳物での部品製作は避けて通れません。以下、左よりオリジナルのスチール製、オリジナルを3Dスキャンした後リデザインしたモックアップ、右が今回の完成品です。

クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して鋳物パーツを製造する クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して鋳物パーツを製造する

ワンオフ製作 - 削り出し

クラシックカー・パーツ部品を3Dスキャンで再現して鋳物パーツを製造する

ワンオフ製作 - 3Dプリント

アルミによる3Dプリント。チタン、インコネルでのプリントアウトも可能。

クラシックカー・パーツ部品をワンオフ製作 - 3Dプリント クラシックカー・パーツ部品をワンオフ製作 - 3Dプリント