Virage 整備記録

2018年7月10日

VW Golf Mk1 エンジンO/H

燃料系のO/Hはさっさと終了していますが、下の画像のインジェクター・ブッシュが外れません。Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
やっと外れたものの、Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
吸気ポートはカスが堆積していたのでヘッドを剥がすと、下の画像のような有様です。Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック

Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
取り敢えずインジェクター・ブッシュのスレッドと吸気ポートをきれいにして、Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
カム山はご覧の通り。Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
バルブシムもご覧のような有様。Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
シリンダー内をクリーニングすると、Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
このような感じです。Golf mk1 エンジン 修理 Kジェトロニック
VWはあまり縁が無いので部品の調達に不安がありました。GTI用はアフターマーケット製を含めて多くの種類の部品の供給がありますが、非GTIのものは中々厳しい様子。全てGTI用にスワップしようかとも考えましたが、持ち前のネットワークを生かして新品純正オリジナルオーバーサイズのピストンとカムを見つけました。そのドイツのショップは安易にGTI仕様にしない心意気を買われたのか、代理店契約をする運びになりました。ただ、彼らが期待するほど当社でVWの扱いが多くなるとは思えませんが。 長期不動保管(このゴルフの場合20年間)されていた個体ではこういうことが珍しくありません。燃料系をパッパッとO/Hして、安く仕上げてバッテリー繋いでGO!とはいきません。